「潜在意識のブロック」という言葉を聞いて、ブロックは無くさないといけない。ブロックはいけないものだと認識している人がいます。ブロックをむやみにとってしまうと、無意識が暴走する可能性があるので危険です。
このページでは、潜在意識のブロックを徐々に外していく方法を解説します。
目次
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潜在意識のブロックとは?
人の意識は、潜在意識と顕在意識があり、潜在意識が95%程度を占めており、無意識の意識と呼ばれており、意識的にコントロールできないものとされています。
潜在意識のブロックは、無意識の中に存在している「壁」のようなもので、気の流れを止めたり、気の流れを別の方向に流してしまっていて、何かをやろうとした時に、「自分にはできない」と無意識に判断してしまい、体が動かなくなるということが起こります。
ただ、潜在意識自体は、ブロックとは認識しておらず、ただ単に自分の目的を遂行しているにすぎません。緊張して何もできない、恐怖で体が動かないのは、無意識に自分を防衛しようとしている現れてあり、意識的にどうにかしようとすればするほど、動けなくなるのが潜在意識のブロックの特徴です。
ブロックを外す準備
ブロックは突然一気に外すことが可能である場合がありますが、これはオススメできません。
過去の自分が根底からひっくり返ると今の自分に大きな影響が出るからです。
ブロックは少しずつ丁寧に外していく必要があります。ブロックを一瞬で外すようなサービスがありますが、場合によっては心を壊しかねない危険なものなので注意が必要です。
これはこうである。という固定観念は横に置いておいて、まっさらな心で観察し、本当の感情を知ることが大事となります。
それは、ここから実際に潜在意識のブロックを外す方法をお伝えします。
表情を意識的に変えてみる。
いつも憂鬱(ゆううつ)な顔をしている人と、いつもにこやかでいる人、どちらが幸せそうに見えますか?
もちろん後者です。幸せは得るものでなく、感じるものと聞いたことがあると思います。
幸せはすでにあり、ただそれを感じることが「幸せである」ということです。その幸せを感じる瞬間、人は表情が変わります。
逆にいうと説明すると、表情が変化すると無意識の抵抗も変化するということです。
顔が笑えると、心も笑えます。心が笑えると、意識もリラックスしてきます。
そして、波動が上がり、潜在意識にこびりついた認識が変化し、ブロックが取れていきます。
眠りにつく前に、感情を整理する
1日の終わりに人は眠りにつきます。眠りにつく前、つまりは思考が疲れて休もうとしている時が潜在意識へメッセージを送るチャンスです。
リラックスした状態、α波が脳で出ている状態で、自分は何者であるか?観察します。ダメだったと思う出来事、良かったと思える出来事、すべてひっくるめて、他人事(ひとごと)として一度観察してみましょう。
そして、「素晴らしい経験をありがとう。感謝します。もっと素晴らしい経験をください。」として眠りにつきます。
ネガティブ感情は、感じ切ること。
ネガティブ感情が湧き上がると、その中に自分が一人とり残され、周りの感情にコントロールされて自分を失った感覚になることはありませんか?
ネガティブ感情は、無視したり、拒絶したりすると、同じ現象が次から次へと起こるようになります。それは、潜在意識があなたに感情をしっかり味わえと言っているからです。
「もうダメだ」と思った時、逃げたいではなく、「人生の経験となっている。苦しいけど、これは良いヒントだ」と言って、受け入れましょう。
ほっとする瞬間を何かに記憶して持つ
絵でも、匂いでも、手触りでも、その物体に対して、特定の感情記憶することができます。厳密に言えば、感情を取り出すための鍵にすることです。
その感情は、リラックスでき、自分を信じられ、自分になれる感覚です。その物体を使うことによって、何かしらのブロックが出た時に、そのブロックに飲み込まれて自分を失うことを止めることができます。
好きな記憶、好きな未来へのイメージをいつでも思い出せるようにしましょう。
説明ができないことをやってみる。
説明ができることは、過去の経験からやっています。一方で説明ができないこと、理解ができないこと、理由がないことは、潜在意識からのヒントとして提供されているものです。
過去の経験は、頭で考えてやっている、つまりは顕在意識が優位で動いている状態、一方で、理由がないことは潜在意識が優位で行動しようとしている状態です。
説明ができないことは、「ひらめき」です。ひらめきに従うことで、潜在意識からのメッセージを受け取り、ブロックは実際はどんなものなのか?の枠組みを探すことにつながります。
嫌なことや嫌な人に感謝する
無意識になんとなく嫌だなと思うことで、避けられない状況になった時、「逃げたい」と思うものです。逃げても、また同じ体験が提供されつづけるだけです。逃げるのではなく感謝することが重要です。
嫌なことから逃げようとすればするほど、猛スピードであなたを追いかけてきます。
逃げようとすると、潜在意識は、感情を湧き上がらせようとするがゆえに、また嫌なことを連れてくる。「この経験をさせてくれてありがとう。今後のためになった!」と心の中で思うことで、ブロックが解除されていきます。
与えるマインドに切り返る。
「奪う」から「与える」へ。
潜在意識は、感謝されると求められる経験を連れてきます。知っていることは「与えること」で初めて、経験したと潜在意識は認識するのです。
「与えたもの」は何倍にもなって返ってきます。それが宇宙の法則だからです。自分にはトラウマがあり、何も与えることができないと意固地になっているのであれば、「与えられない弱い自分」を表現すれば良いのです。
呼吸を利用する
思考は常に忙しく、私たちのために柔軟に力強く動いてくれています。
しかしながら、思考は常に保守的で過去の経験を取り出して、「ほら、この時に失敗しているからやめなさい」と耳打ちしてくる存在です。
安全に日々を過ごすことが良いことであり、体や心が傷つかないように、経験したことがないことに挑戦しないようにするのが顕在意識の役目でもあります。
そんな時は、「ああすべき、こうすべき」という思考のざわつきから解放するために、呼吸を利用するのが良いです。過去の心配や未来への不安をただ観察し、呼吸に集中する。
簡単なやり方は、最初に息を吐き切ります。
4秒かけて鼻から息を吸い、腹に溜めるイメージを持つ、その上で7秒間で体全体を気で包み込む感覚で息を止め、悪い空気を吐き切るイメージで、8秒かけてゆっくり息を吐きます。
自分を愛することを自覚する
潜在意識の奥には、「認められない自分」を認めている自分が存在しています。それをまた認める自分がいて、どんどん殻が厚くなって、中にはいれないほどの分厚い壁になっているのです。
認められない自分に意識を到達させ、ブロックを外すためには、自分自身を愛すること、価値ある命だと思うことにあります。
アファメーションでは、「自分は自分を愛します」という言葉で潜在意識に語りかける手法があります。
自分を愛することを自覚するとは、意識しなくても無意識で「自分は愛されている、特に自分に。それだけでいいじゃないか」と思える感覚です。
ブロック外しの最後の砦は、自分を愛することにあります。ブロックを外しても外さなくても、自分は自分、それが今までの自分を作り上げてきたし、今の自分があるのはブロックのおかげ、なくてはならないものだった。
顕在意識も潜在意識もブロックも、自分を愛することにベクトルが向いた時、あなたのブロックを活かすことができるようになり、これからますます活躍できるようになります。
まとめ
潜在意識のブロックは、無意識のブロックで目に見えないもの。そしていざという時に突然現れて、心と体を硬直させて、動けなくしてしまうものです。
これが一切ない人は、無意識の感情の需要ができている証拠です。
ブロックは無理やりはがすものではありません。無理やり外してはいけないものです。
自分で観察し、行動し、感謝することで、少しずつ外していきましょう。子供の頃に必要だった固定観念が、感情を受け入れることで必要ではなくなる、つまりは脱皮し、卒業することが、本当の潜在意識のブロックが外れることを意味します。
潜在意識がいつも邪魔をしてくると思われているのであれば、誤解です。あなたにただただ子供のように無邪気に「これをしたらいいよ!」って言っている子供のような存在が潜在意識なのですから。
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