- うまくいかないことをやめたい。
- うまくいくことだけをやりたい。
- 粘り強く物事に取り組みたい。
うまくいかない時には、「もうやめたい」「しんどい」「つらい」と感じ、思考や行動をやめてしまう人がいます。うまくいかない時は、どんな意識が働いているのでしょうか?
このページでは、潜在意識と「うまくいかないこと」の関係をスピリチュアルな視点で説明します。
目次
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うまくいかない時とは?
自分の努力が報われない時、うまくいかないと感じます。「自分は頑張っているのにうまくいかないけど、あの人は簡単にうまくいっているように見える」そんな現実を見せられたと思う時、人は「うまくいかない現実」を作り出す傾向にあります。
「運が悪いな」と思う時、「運が悪い状況」を探し出すようにできています。つまりは、思いが先で、見るものがそれに合わせて引き寄せられる、というよりは、フィルタがかかるといったほうが良いかもしれません。
嫌なことが起こるような視点で物事を見ている時に、「うまくいかない現実」がそのフィルタを通して、目の前に現れます。
「うまくいかない現実」を認識する時は、何かと比較しています。地球上にたったひとりで、何かをしているのであれば、うまくいったかどうか?の尺度がないため、そんな悩みはなくなります。
出来事に「良い悪い」はない。
出来事に「悪い」という感情を付与した時に、「うまくいっていない」と感じます。出来事に100%はないとわかっていても、何かが起こるたび、瞬時に「良いか悪いか」を判断してしまう人がいます。
出来事は、ただ起こっているだけで、良いか悪いかは、出来事自体には存在しておらず、それを認識する人が判断しているだけです。
出来事に感情を付与した状態を「反応」という言葉で表現できます。その反応が行動を生みます。
「うまくいかない」という感情が生まれ、反応し、その反応でうまくいかないことを現実とするために、「行動する」ことになります。
意識の種類。
人の意識は、大きく分けて2種類存在しています。顕在意識と潜在意識です。顕在意識は意識全体の5%程度を占めると言われ、意識できるものです。逆に潜在意識は残りの95%程度を占めており、無意識を司っています。無意識の領域は自分でコントロールすることは難しく、習慣化することで、変えることができます。
「うまくいかない」という感情を常に持ち続けて習慣化すると、感情エネルギーが無意識に投下され、うまくいかないことを見つけていきます。
強く無意識に投下された感情エネルギーは、どんな出来事でも認識したいように捉えるようになります。
一般的に幸せとされる人が、不幸を選んでしまうのも、この無意識が影響しています。すてきな人と結婚して幸せになろうとしても、「自分にはふさわしくない」として、せっかくの幸せを手放してしまうのも潜在意識が影響しています。
試されている。
「うまくいかないこと」を感じることは、誰しもが通る道です。「うまくいかない」という感情は時として、自分のエネルギーを高めることに使われるからです。
赤ちゃんの時、二本足で立って歩こうとした時に、何度も転んでいきます。つまりは、何度も「うまくいかない状況」を経験しています。うまくいかない状況を経験してもなお、「うまくいくはず」と思って繰り返し行動していくことで、「うまくいく状態」まで自分を高めることができるのです。
うまくいかない状況に直面した時に、心の反応が、「うまくいかないはず」と思うか、「うまくいくはず」と思うかで結果が大きく変わるということです。
赤ちゃんが二本足で歩けるようになるまで、「うまくいくはず」と思い続けているから、歩けるようになるわけです。
必ず転ぶ必要がある。
人は必ず失敗する必要があります。失敗しないと心は成長しないからです。潜在意識は感情のエネルギーを必要としています。失敗して悔しさが生まれ、改善し努力する。その繰り返しが感情のエネルギーを生んでいます。
失敗せずにすべてが思い通りになると、感情のエネルギーが生まれず、「つまらないもの」になり、潜在意識の成長がうながされません。
「思い通りにならないこと」は、潜在意識にとっては、「思い通り」なのです。
思い通りにならないことが起こった時に、感情のエネルギーを強く生み出し、潜在意識が満足すると、その体験を卒業と認定し、次の体験を生み出します。
失敗するのであれば、自分の心が大きく揺さぶられるほどのエネルギーを作り出しましょう。あなたの心が成長できます。
エネルギーを溜めている。
「何かのせい」にしている時は、次のステップへのエネルギーを溜めている時期です。うまくいかないと感じることで、改善をします。改善するために、「うまくいかない状態」を感じているということです。
何も問題が起こらなければ、改善しようという感情が生まれません。感情が生まれないと行動が起きないのです。
「何かのせい」にしている状態は、自分の心が変革をしなくても良いと思っている状態です。感情と反応を閉じ込めて、行動をしない状態を作り出しているのです。
閉じ込めている状態は、長く続くことはありません。いずれ、感情と反応が溢れ出し、解放するきっかけ、ヒントが伝えられます。
内側に求めろと伝えてきている。
改善をしようとせずに、外側での変化を望み続けていると、自分の心は成長しません。潜在意識は、心の成長を感情のエネルギーで行うことを目的としています。
「何かのせい」にし続けていると、いずれ「外側に答えを求めるな、内側に答えはある」というメッセージが伝えられる出来事が自然と起こります。というよりは、潜在意識がそういったメッセージを伝えるために、動き出します。
うまくいかない時に、自責の念を持てと言われるのはそのためです。
「自分は悪くない」として、成長を止めてしまうのではなく、「自分にも責任がある」とした方が潜在意識へのエネルギーは強くなります。
自分の心が喜んでいることに向かっているか?
確認すべきは、試練を越えられるか?ではなく、その試練が自分の思い描いた理想につながっているか?を確認することです。
潜在意識は出来事に対して、良いか悪いかを判断しません。あなたにとって必要であると判断したものを体験として提供していきます。
「あなたにとって必要であるか?」というのは、あなたが決めていることで、潜在意識が決めているものではないため、もたらされる体験が、あなたが求めているものにつながっているかどうか?を確認していく必要があります。
確認する方法は、その試練を楽しめるか?ということです。乗り越えた先には成長したあなたがいることは確かです。でも、成長する先が自分に合っているか?を確認しましょう。
良い気分を選択する。
悪い気がする時は、望む方向に向かっていない可能性があります。「うまくいかない出来事」と「良い気分でいること」は連動しません。うまくいかないからといって、良い気分でいることは可能です。
もし、良い気分を選択できない状態であるのであれば、そのうまくいかないことは、望む未来には繋がっていない可能性が高いです。
潜在意識は、良い気分であることを重視します。なぜならば、あなたが幸せを感じることを何よりも大切にしているからです。
無理のないペースで継続する。
圧倒的な行動量を短い期間で行うと、それだけうまくいく確率が上がるように思われるかもしれませんが、時として体や心に大きな負担を与えます。うまくいかない時は、自分の努力不足ではなく、思考不足であることを知る必要があります。
人が一生のうちに行動できる量は限られています。思考は、行動するための羅針盤を意味します。思考の方向が定まっていない状態で、行動してもうまくはいかないでしょう。かじ取りをしないで目的の場所へはたどり着けないからです。
良い気分になる思考を続けることを継続しましょう。思考は無限にすることができます。
習慣化された思考は、無意識に投下され、無意識の行動として表現されます。
ずっと考え続けていることは、積み上がって、五感を刺激し、周りの景色への認識を変化させます。思考が鍛えられると、周りにあるものにうまくいくためのヒントが隠されていることがわかるようになります。
継続し続けることは、悪い気分の状態では続けることができません。
人生は自分で創造できる。
潜在意識は、感情をエネルギーにして成長します。感情を先取りするとその感情を呼び起こす体験が提供されるのです。感情を先取りすることで、人生の体験が生成されます。意識の中で感情を創造すると、人生の体験が作られることを意味します。
自分の人生は自分で創造できると言われるのはそのためです。習慣化された思考は感情を作り出し、その感情が未来の体験を作り出します。
うまくいかない時、どんな良い感情を持てるか?それを習慣的に思考し続けられるか?が試されています。良い感情を持つことは、潜在意識へのメッセージです。「その感情をもたらす体験を与えてくれ!」という願いとして受け入れられます。
「自分ができる」と考えている以上に、できることが多いのです。「自分を信じなさい」の意味は、自分の心の中にある潜在意識とつながる意識を信じなさいという意味です。
成長は、自分の心の喜びの度合いである。
心の成長は、心の喜びの度合いで決まります。潜在意識は心が成長することを求めています。「うまくいかない時」にどれだけのエネルギーを自分の内側にそそげるか?でその後の喜びの度合いが変化します。
ぐっと圧縮され、窮屈な心が一気に解き放たれた時、暴走しないように潜在意識はコントロールしてくれています。常に一定の喜びを得続けることはできません。心の喜びは、窮屈な心が解き放たれた時に、もたらされるものです。物語の構成に、起承転結があるように、うまくいかない「転」があるからこそ、心に真の喜びがもたらされます。
「一夜にして手に入れたものは、すぐに失われる」のはそのためです。今までの積み重ねが、自分を保護し、継続的な喜びを生みます。うまくいかない時期は、これから継続的にうまくいくための準備であり、必要な期間であると捉えましょう。
まとめ。
うまくいかない時には、「もうやめてしまいたい」「自分にはどうせ無理だ」「今までやってきたことが無駄だった」と思うかもしれません。
「失敗は成功のもと」と言われるように、うまくいかない時は、潜在意識がエネルギーを溜めている時期です。うまくいかない時にやるべきことは、自分の心が喜ぶ方向に向かっているか?ということです。
心が喜んでいれば、習慣化することが可能です。習慣化された思考は、潜在意識の力を借りて、素晴らしい力を発揮します。
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