- 自分のイライラが止められなくて、不必要なことをしてしまう。
- いつもイライラしている自分をどうにかしたい。
- いつもリラックスして朗(ほが)らかに行動したいのにできない。
イライラしている時は、イライラの感情の中に自分が入ってしまい、その感情に自分がコントロールされ身動きが取れません。「怒り」という感情はそのまま使うと、攻撃することになり、人を傷つける力になってしまいます。
このページでは、イライラという感情が浮かんだ時に、考えること、気をつけることを解説します。
目次
イライラしてしまう理由
イライラが起こる時に、感情が湧き立ちます。自分の理想のイメージと違う時に、人はイラつくという状況になり、感情的になります。
- 「あいつが悪い!!」
- 「どうしてこんなことになっているんだ!?」
どのような言葉が頭の中に浮かびますでしょうか?人を非難するような言葉で満ちており、「自分を無くしている状態」ではないでしょうか?
イライラしてしまう理由は、自分ではどうしたらよいかわからない不安がある時に起こるということです。対処法がわかっているのであれば、イライラすることで自分を少しでも緩和することができます。
イライラは、人に対して起こる
何かが意図をもって動いた時に、人はイライラします。たとえ対象がものになっているとしても、人に置き換えることができます。
- 「なんでこんなところに石ころがあるんだ!」:「こんなところに石を置いたのは誰だ?」
- 「なんで戦争が起こるんだ?!」:「誰が戦争を起こしているんだ?」
- 「仕事がおわらない!?」:「こんなに仕事を私に与えたのは誰だ?」
イライラは出来事に対して起こるのではなく、「出来事を起こした人」に対して、人がするものであるということです。出来事を起こした人が特定できていない場合は、わからないことが追加され不安が増えるのでさらにイライラが増大します。
意識とイライラの関係
人の意識は大きく分けて二つに区別されます。顕在意識と潜在意識です。顕在意識は意識の5%程度で、意識できるものです。一方、潜在意識は95%を占めており、無意識の領域です。
イライラする理由は、「あいつが悪い」と判断するだけでは軽率です。
なぜなら、意識は無意識により大きく影響を受けているからです。イライラする理由は、すごく深いところにあり、自分では意識できていないというところにあります。
例えば、「片付けなさい!」とイライラする人がいるとして、「片付けることは当たり前、綺麗が良いに決まっている」と無意識に思っているとします。その理由については、自分ではわかっていません。「当たり前でしょ?」ということで片付けてしまっています。
片付けることには、いろいろな主張はあるかもしれませんが、有名なアメリカの経営者たちは、机が整理されていないことで有名です。つまりは、整理されていない方が発想力が高まり、よりよいアウトプットが出せる可能性があります。
人は意識の深いところでつながっている。
潜在意識が95%を占めており、人は無意識で行動しているという話をしましたが、潜在意識のもう一つの特徴は、他の潜在意識とつながることができるということです。人の意識は「気」でつながっており、すべてのものには「気」が出ており、エネルギーでつながっています。
いつも考えていること、習慣化された思考は、潜在意識へ「気」として蓄積され、潜在意識は必要な情報を外から集めて、顕在意識へ送ります。その結果が、「イライラしている」という感情を生むことになります。
イライラする理由は、無意識の奥にあり、自分では見えないようになっているのでわかりにくいものです。目の前で、イライラすることを人がやるというのは、自分の潜在意識が引き寄せた結果であると覚えておいてください。
イライラが態度に出てしまう理由
自分の中でイライラが受け入れられず、漏れ出しているということになります。イライラしていることを誰かにわかってほしいという表現であるとも言えます。
イライラしていることを他人に悟らせたくないのであれば、自分自身の感情を無くすしかありませんが、これは難しいところです。感情は常に過去の感情とつながっており、過去の記憶から成功事例を引き出して、今、失敗を引き起こさないために湧き上がるものだからです。
自分は何にイライラしているのだろう?
「あいつが悪い!」と短絡的に考えるのではなく、その人がしている具体的なことについて着目します。「整理をしていない」のであれば、「整理」ということは自分にとってどれだけ重要な意味を持つのだろう?整理は、子供の頃はどんな意味を持っていただろう。
整理できないと死んでしまう、生きていけないほどの衝撃が過去にあったか?など、どんなショックを受けた経験があるか?を静かにゆっくり呼吸をしながら考えてみます。
自分はどうしたいのだろう?
何に対してイライラしている?がわかったら、次はどのように対処したらよいのだろう?を考えます。「相手を変える」のではなく、自分の無意識領域の中にある理由を探り、それに対してのアプローチをすることです。
イライラに対して、どんな体験が原因で、その体験の解釈をどう変えたら良いのだろう?と思考します。
自分はどうしてそうしたいのだろう?
さらに深いところを思考しましょう。どうしたいのだろう?が少し明確になったところで、「なぜ?」という問いかけを増やします。「なぜ」を使うことで、無意識の体験をどうして認識しなおしたいのか?がわかるようになります。
イライラの原因は、今と過去の反応が起こっていることが原因です。
この無意識の中にある蓄積された体験への認識を変化させることで、本当の意味でのイライラの対処になります。表面的な解決法ではなく、自分の奥にある本当の理由を突きとめて、受け入れることで、イライラした時に対処する力が身につくでしょう。
上記3つを繰り返す。
イライラの原因は、一つではないことが多いです。イライラが湧き上がる度に実践します。
過去の体験をしっかりと振り返り、「相手を変えたい」という安易な方法で解決するのではなく、自分の成長と捉えて、自分の奥にあることを振り返ることが大切です。
イライラを表現するイメージを選ぶ
イライラの対象の裏側には、イライラという感情が生まれる体験が隠されています。それは、自分ではどうしようもできなかった無価値感や無力感という形で見えないようにしまわれているものです。
一つ選んでみましょう。その上で上記の問いかけを行います。自分の中にある感覚を実感に変えることができるはずです。
まとめ
毎日イライラしていると、自分の中で小さな爆発が絶えず起こっており、心と体が疲れてしまいます。イライラして体調を壊すという現象は、心の痛みのサインを自分で押さえつけているからです。
イライラを押さえつけるのではなく、本当の原因を見つけて外から観察することができれば、イライラの意味がわかるようになり、対処することができるようになります。
何に恐怖をもっているのか?その恐怖を乗り越えた時、新しい成長となります。あなたのイライラが本来の自分を見つけ、素晴らしい価値を生み出しますように。
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