- 空気を読めと言われ悩んでいるクライアントにいる方。
- 言いたいことを言ってしまうことに悩んでいるクライアントにいる方。
- 敵を作ることが多い人がクライアントにいる方。
「あんた空気読めないな!」と言われた経験は、誰しも一回はあると思います。でも、この空気とは一体何なのでしょうか?空気を読めば人は幸せになれると認識している部分が多い日本人。海外では、言いたいことを言わないといけないという文化がある中、日本人は保守的で黙っているという印象を海外に人は受ける場面が多いです。
空気が読めないことが悩みにつながり、個性を出せていないのであれば、社会の価値を減少させているのではないでしょうか?この「空気」とは何か?について、少し説明させていただくページです。
目次
空気を読むとは?
Weblioによると、
その場の雰囲気を察すること、暗黙のうちに要求されていることを把握して履行すること、などを意味する表現。
と記載されています。空気は、人の周りにあって吸い込んでいるものですが、それに誰かの意図や目的が複雑に絡み合った状態のもので、人を動かそうとするものを空気を読むと呼ぶ傾向にあります。KYという言葉がありますが、これは、「空(K)気が、読(Y)めない」の略です。あの人KYだよね。という言葉は聞いたことがあるかもしれない。
空気とは何か?
それでは、空気とは何でしょうか?山本七平氏の『「空気」の研究』を参考にすると、ケースバイケースで意思決定が代わり、明確なルールがなく、「多数の絶対」が生むものとなります。空気とは実態がないもので、勝手にできたルールが多く存在している状態で、無意識の多数決を行う心理が生み出している状態と言えるでしょう。
空気を読め!と言うのは、この多数の意識を汲み取れと言う意味になります。この多数の意識を読み取るのが日本人は上手です。つまりは、空気を読むことが得意な人と苦手な人の差が大きくなり、苦手な人が目立ってしまうことになります。
空気に支配されている状態とは?
「よくわからない無力感」を感じる時は、空気に支配され、やりたいことができない不自由さとなって、出てきている可能性が高いです。明確なルールがないなか、一人一人の解釈によって多くのスタンダードが形成されている。そのために、「できない」状況が重なり、「自分がやる」という気持ちになれない状態になります。
危機的な状況で、空気が脅威となる
平常時には、決定を下す場の空気に違和感を持っていても、大きな問題にはなりません。しかしながら、危機的状況下の、大きな決断が必要な状態において、この空気が脅威となる場合があります。
例えば、会議はみんなで決めていこうとしている場です。逆に言うと、責任を分散し、暗黙のうちに責任転嫁をすることができる場でもあります。会社組織となると、役員や社長が言うことを、従業員はそれに賛成するだけ、役員はそれについて、みんなで決めたこととしている場合なのです。
空気を読んだがために、言いたいことを言えない状態が続くと、無力感が高まり、最終的には間違ったことも否定できずに、大きな成長ができない組織になってしまいます。
今後は空気が読めない人が活躍の場を広げる?
では、どうすれば良いのか?一言でいうと、空気を読むことをやめるといことです。それは、誰しもが恐怖することですが、空気を読むことが組織や我々の社会にとって、必要ではない場合を認識している人たちがいます。その人たちが今後、日本を変えていく可能性があります。
空気が読めなくて困っている人は、今後その少数派の組織を形成し、求められる人を集め、新しい常識を作っていく可能性があると思います。
まとめ
空気を読めと誰かに言われ、それを信じ、困っているクライアントの方がいた場合、その方は今後の日本を作っていける可能性を秘めているのではないでしょうか?
カウンセリングを受けられる方で、人間関係に悩んでいる、人と違う意見を言って恥をかいた、事実を言うことを止められない、と言う人がいたら、それは短所ではなく、今後は長所になっていくでしょう。そう言う方の個性がしぼんでしまわないように、今後の日本社会のために、サポートしていけたら素晴らしいですね。
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