「思考は現実化する」「引き寄せの法則」などで、思い描いたものは未来で現実化できると言われています。何年も思い描いているのに、なぜかうまく言っていない人と、すぐに現実化できてしまう人がいます。この違いは何でしょうか?
このページでは、現実化するためのイメージする方法とトレーニングについて解説します。
目次
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イメージできるものは、現実化できる。
未来の目標をイメージできれば、現実化が近づきます。逆を言えば、イメージできないものは、現実化できないということです。人の中には意識があり、意識は大きく二つに分かれます。
顕在意識と潜在意識です。顕在意識は意識全体の5%程度で、潜在意識は95%程度です。日頃思考していることは、この5%しか意識の力をつかっていないということです。
潜在意識はイメージすることで活性化される意識です。潜在意識は、その周りに存在しているすべての意識、集合意識とつながることができ、顕在意識の6万倍以上もの力を使うことができると言われています。
脳でイメージ化することが苦手な人
「それは、あなたのただの妄想でしょ?」と言われ、少しでも傷ついた経験がある人は多いはず。妄想はいけないことで、そんなありもしないことを妄想することは、「悪」であるという風潮が現在も強い傾向にあります。
こういう風潮が蔓延(まんえん)しているがゆえに、イメージすることを拒絶し、拒否し、やめてしまう人が増えています。
世の中は情報がおおすぎて、情報だけで解決しようとする人が多く、常に理由ややり方を求められます。そして、そのやり方が理解されないと、納得までたどり着かないのです。
このような背景から、脳でイメージ化することが苦手な人が増えています。
左脳と右脳の違い
脳でイメージすることは、誰でもできることです。脳に大きな障害を抱えていない限り、脳内でイメージすることは、練習することで強化することが可能です。
脳は、二つの部分で構成されています。左脳と右脳です。左脳は論理的なことをつかさどる脳で、理由づけや順序立てて説明することが得意な脳です。右脳は、創造性やイメージをつかさどり、ビジュアルでイメージすることが得意な脳です。
左脳を使うのが得意な人
- 文字で情報を捉えるのが早く、正確。
- 論理立てて話ができる。
- 理由の説明ができる。
- 失敗を未然に防ぐ案が思い浮かぶ。
- 危険を回避できる能力が高い。
右脳を使うのが得意な人
- 色や形で情報をとらえるのが早く、正確。
- 情景で物事の順序を把握できる
- 五感とリンクしてイメージ化できる
- 理由の説明は上手ではない。
- 危険をイメージできない。
左脳が優位な人は、右脳が優位な人を、どんくさいとか融通が効かないとか、「今、その話していないよね?」などと言って責める画面が多く見られます。一般的に左脳が優位な人を頭の良い人、右脳が優位な人を頭の回転が遅い人と言われがちです。
右脳が優位な人は、左脳が優位な人に責められて、自分に自信をなくす傾向が強いように感じます。
絵を描く、写真の構図を取るのがうまい、突拍子もないアイデアを思いつくけど、うまく説明できないなどの特徴があります。
思考の現実化スピードを早めるためのイメージ化の練習
一つの練習方法として、「頭の中でじゃんけんをする。」を脳裏でイメージしてみましょう。
じゃんけんは、ぐー、ちょき、ぱーで構成され、手をつかって、握る、二本指を出す、すべての指を出すで、構成される勝ち負けのあるゲームです。
このように、文字で説明するのではなく、頭の中でイメージすると、瞬間的に脳内で表現することが可能なことに気づくと思います。これが、右脳を使っている状態ということです。
左脳を使うことを常に考えていると、イメージすることよりも、「どう説明すべきか?」に注力され、イメージ化が上手には行えません。
じゃんけんでイメージングの練習
では、頭の上に、二つの手を想像しましょう。
右手と左手でも良いです。右手がパーであれば、左手に勝つためには、左手はグーを出している状態をイメージする必要があります。答えがあっているかどうか?を左脳で考える瞬間はさほどありません。直感的に逆の方の手は何を出せば良いか?をイメージしてください。
- 右がグーで勝つ、「じゃんけんぽん!」。
- 左がパーで負ける。「じゃんけんぽん!」。
- 右手がチョキで負ける。「じゃんけんぽん!」。
左脳で結果を出しながら、右脳で結果をイメージすることができましたか?
左脳の力をあまり使わなくても、右脳だけで答えが出せるようになれば成功です。直観力が備わっていきます。
左脳と右脳の関係性
左脳と右脳の役割は、上述しました。では、どのように左脳と右脳は影響しあっているのでしょうか?
左脳のデメリット
左脳のメリットでもあり、デメリットでもあるのは、常に最適化を考えているというおとです。問題が発生するのであれば、それを回避し生命を守る。危険が起こりうる可能性があるならば、その方向に思考を動かさないようにすることです。
一見、とても大きなメリットに思えますが、楽をしようとするのが脳です。ずっとフル回転していると、脳はエネルギー切れを起こし、無意識での体の維持もできなくなる可能性があるので、エネルギーを抑えて稼働しています。
クリエイティビティを右脳で発揮するためには、左脳からの指令を抑えること、そのためには、感情を受容することが重要です。
感情を受容することで、左脳を解き放つ
左脳に危険や不安や心配を伝える感情は、過去からの記憶が原因となっていることが大半です。これまでの経験を利用して、「失敗しないように」することで、人は効率化を図り、日々の生活に役立てています。
意識は、時系列を把握しません。つまりは、過去、今、未来も同じところに存在しており、過去の記憶の感情は、今、この瞬間に作られているということになります。「嫌だったなー」「危なかったなー」「怖かったなー」という感情は、今生まれているもので、過去の「事実」から生まれているものではないということです。
過去の認識を今、この瞬間に変えることができれば、今が変わり、今の連続である未来へのイメージも変わる。そうなることで、思考の現実化のスピードが加速することになります。
左脳の思考のエネルギーを奪う感情を抑えるためには、「受容する」ことが有効です。
- 「あの時は、ああするしかなかった。良い経験になった、これから生かしていく、ありがとう」
- 「あの時は、怖かったな。でも、この経験があるからこそ、未来の自分をもっと成長させることができる。ありがとう」
理解ではなく、納得することで、感情のストッパーがはずれ、左脳が右脳に力を与えるようになります。
まとめ
頭の中で、はっきりとイメージすることができれば、右脳が活性化され、未来のイメージが生まれ、自然とその方向に無意識に体が動くようになります。無意識は、潜在意識が得意とする分野で、人の生命の維持にも使われているものです。
頭を振り絞って左脳で考えても、感情が邪魔をしてしまっては、あなたの本当の力は発揮されません。
あなたの願望を現実化したいのであれば、脳でイメージすることを少しずつ始めていくことをお勧めします。
あなたのなりたい自分が少しでも近づくことを願っています。
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