ネガティブ感情は時には、思考を縛り付け動けなくし、行動することを拒絶するエネルギーになります。
このページでは、ネガティブ感情が起こる理由と、脳のしくみについて解説します。
目次
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ネガティブのメリットを考える
ネガティブになることで、得られるメリットを考えてみましょう。
仮に「自分なんてダメな人間だ」「何をやっても成功しない」「いつも失敗するはずだ」などの言葉が頭に浮かんでは消える。そんな状態を繰り返していますか?ネガティブになることのメリットは、脳が楽をすることができることにあります。
ネガティブになることで、脳は「何もやらなくて済む」のです。あなたの横で脳が笑っている、「今日も昨日と同じようにやり過ごせば、楽に過ごせる」と。
ネガティブが嫌だ!というのは、もっと行動して、いろいろなことをやって、手に入れたいものがあるということです。その行動を怠け癖のある脳が拒絶している状態ということです。
脳は前例を適用することで楽をする。
脳は、過去と同じことが大好きです。過去と同じことは未来も同じと錯覚させることで、今を作り上げます。脳は毎日同じことをしている刺激がない状態が大好きなので、あなたにそれを強制しているということです。しかも無意識に。
- 「昔にこんなことがあったよね?だからもう一回やっても無駄だよ。」
- 「昔も似たようなことがあったね、りんごを食べた時、酸っぱかったじゃない?だから、梨もまずいと思うよ」
- 「昔、車で事故にあいそうになったでしょ?だから自転車も危ないから乗らないようにしようよ」
関連させる範囲が狭い人と広い人がいます。広い人ほど、ネガティブな状態に陥りやすいということになるでしょう。
「すべきこと」を考えるとネガティブになる
日々浮かび上がる「ああしなさい、こうしなさい」をあなたが脳に指令する時、脳は「めんどくさい」という反応が生まれ、「何もしない選択」を取るための理由づけを行います。
脳に命令すると、負の反応が返ってくることになります。それが増幅されることで、ネガティブになり、何も行動できない状態が生まれてしまうということです。
道筋を立てて、完了させる方に動けばよいのですが、一番最適な方法は、脳にわからないように「やらない」という選択肢を与えないように振る舞うことにあります。
思い通りにならない生活を楽しむ。
脳は、思い通りにならないという現実を見せて、あなたを説得しようとします。「ほら、こうなっているから絶対無理だよ」と、イメージすることが、「無理だ」ということを肯定するようなものが増えていきます。
これで脳の目的は完成されるのです。ネガティブが嫌だ!と感じているのであれば、その「脳の動き」に気づき、本来の自分ではないと思っている証拠です。
ネガティブが嫌だ!というのは、脳と対決しようとする心の現れでもあります。
一旦、脳のいうことを聞いて、「思い通りにならない」「無理な状態」に納得しているふりをしましょう。もちろんその「ふり」は脳が気づくことになります。でも、繰り返しおこなっているうちに「ふりじゃないかも?もしかして、成功している?」と脳をだますことができたら儲けものです。
ネガティブではなく、ポジティブ対象にフォーカスし出す。
脳をだますことは、自分自身もだますことになります。なぜなら、脳はあなたの声を聞いているからです。
脳をうまく使うためには、ネガティブに納得したふりをして、実際にはポジティブ対象に徐々にフォーカスするようにしていくことです。
- 「ネガティブも良いけど、ポジティブを拒絶しているなら、人生半分損していない?」
- 「ネガティブも受け入れられるなら、ポジティブも受け入れると二倍美味しいね。」
- 「ネガティブもポジティブも実は存在しないんじゃない?だって見方によって、意味が変わるから」
などと、ネガティブを受け入れ、ポジティブに物事の解釈を変化させていきます。ネガティブとポジティブの感情が半分半分になるぐらいまでになると成功です。
執着を手放せたことに感謝する
感情の割合を変化させている途中に感謝すると、感情の割合の変化が加速します。
- 「自分はこう思っていたのに実は真逆の意味だったんだ!」
- 「今まで、嫌だったことの好きな部分を見つけることができた!」
- 「ネガティブってないと困るよね。ありがたいな」
感情に執着していると、感情の中に自分が入り込んでしまい、外の景色が見えません。感情の外に出た時に初めて、自分の感情の形が見えるようになります。
感情への執着を手放すことができると、心が徐々に軽くなっていきます。一つ一つに感謝できることが、ポジティブ思考を生み出します。
感情を先取りする
意識は、イメージしたことを現実化する方向に向かいます。イメージした先にある感情にフォーカスし、先取りすることで、今の現実を変えていくエネルギーになるということです。
ネガティブを受け入れ、ポジティブな面を発見する。車でいうと、ネガティブはブレーキで、ポジティブはアクセルです。両方ないと車は危険なものになります。人の心も同じように、ブレーキとアクセルを自由にコントールすることで、目的の場所に到着することできます。
その目的地に着いた時の感覚を、今、この瞬間に感じるということが感情の先取りということです。
ポジティブでしょうか?ネガティブでしょうか?それとも、他の感情でしょうか?今、まさに感じることで、脳を本当の意味でだますことにつながります。
まとめ
ネガティブ感情は脳が意図的に作り出したもので、あたかもそれが真実でリアルなものとして、あなたが認識しているということです。一旦脳にだまされたふりをして、共感し、一緒にネガティブを受け入れる方法を探します。
ネガティブな感情は受容することで気にならなくなります。ネガティブはブレーキです。
ブレーキがなくなって安全に走れる車がないように、人の心もネガティブな感情が必要となります。
脳をだますことは、脳には内緒にして、「脳の味方」という姿勢を崩さないように対応していきましょう。
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