潜在意識を使うためには、顕在意識と違う使い方が求められます。常に頭をフル回転していると潜在意識が置き去りになり、自分のイメージと合ったものを引き寄せることができなくなっています。
潜在意識を有効に使いたけど使えない。あきらめようと思う前に、12個のチェックリストを作りました。参考にしていただければと思います。
目次
潜在意識でイメージするとは?
人の意識は、大きく二つに分かれます。顕在意識と潜在意識です。潜在意識は約95%を占めています。
人が意識できない部分である潜在意識をコントロールできるようになることで、意識全体をコントロールし、素晴らしいパワーを出すというのが、潜在意識について勉強する目的だと多くの人は考えます。
潜在意識は、主語を認識できず、言葉自体を取り入れることができないため、イメージで伝える方法が有効です。イメージで認識するため、否定語を認識できません。
「ピンクのカバをイメージしてはいけません。絶対に」と言われた瞬間、ピンクのカバがこっちをみているものが想像されてしまいます。これがイメージの力です。
否定語が使えないので、感情のエネルギーは絶対値で表すことになります。+1も-1も同じ1であるとなります。適切なイメージとは、ポジティブなイメージもネガティブなイメージも、潜在意識は同じと捉えると覚えておく必要があります。
潜在意識のもう一つの特徴として、世界に散らばっている他の意識体とメッセージを通知し合うことができるということです。「気」を媒体にエネルギーの交換が起こり、ヒントや体験を共有しています。
イメージングのチェックポイント:うまくいくと思えているか?
うまくいくと思えるか?ではなく、うまくいくと思えているか?です。
「思えるか?」では、自分が今は達成しておらず、考え続けている状態です。イメージが顕在意識の中にある状態で、潜在意識まで到達していないことを意味しています。
「思えている状態」とは、自覚がない無意識の状態です。心臓が動いている、血管が収縮しているなどは、意識せずとも動作しています。これが無意識の力です。潜在意識は無意識をつかさどっています。
「うまくいくと思おう!」と無理に思考しつづけることは、「できないと思っている自分」を屈服させようとする状態とにています。ブレーキのかかっている車を一生懸命押すようなイメージです。「何が邪魔になっているのか?何がブレーキなのか?」という固定観念を見直す必要があります。
これがブレーキです。ブレーキの源泉は過去の自分の中にあります。子供の頃の自分に聞き、観察する必要があります。
イメージングのチェックポイント:否定語で願っていないか?
神社に行ってお参りをする。賽銭箱(さいせんばこ)にお金を入れて、目を閉じ、手を合わせて心の中で唱えようとする。「〇〇しませんように」と。
前述した通り、潜在意識はイメージの意識です。否定語を使ってはいけません。
イメージを打ち消したいのであれば、「取り消し!」と言って、イメージに×印をつけるのではなく、イメージ自体を消す必要があります。
引き寄せたくない願いは、イメージ自体をしないことです。イメージしてしまうと、そのまま現実化する流れになります。
イメージングのチェックポイント:五感でイメージできているか?
イメージは視覚だけの情報であると勘違いしている人がいるかもしれません。
イメージは、五感で作り出す方がより効果的です。目にどんなものが写り、どんな匂いがして、どんなものを舌で感じている。どんな手触りがあって、どんな音が響いているのでしょうか?
無音の世界で、何も匂いがない世界で、何も触ることができない世界、味がない世界では、イメージの力は5分の1に現象します。
潜在意識にイメージの力を伝えたいのであれば、五感でイメージできるよな仕組みづくりをしましょう。
イメージングのチェックポイント:感情が生まれているかどうか?
「こうやればうまくいく」と思う心の中には、やり方だけにフォーカスしすぎていることがあります。
つまり、極端な話「はいはい、やればいいんでしょ?」と心のどこかで半ば諦めた状態、本気でやる気がない状態で、イメージをしてしまっています。
イメージングの中でもう一つ重要なことは、「感情が生まれるほどのイメージか?」を観察することです。
潜在意識は感情のエネルギーを欲しています。感情がないとエネルギーがないと判断され、スルーされます。
痛い!苦しい!が現実化してしまうのは、ネガティブな感情に流されやすくなっているからです。
良いイメージとは、良い感情が浮かび上がるものです。
イメージングのチェックポイント:自分の気持ちとかけ離れていないか?
潜在意識は、顕在意識と潜在意識のイメージが一致している時に力を発揮します。顕在意識は意識できる領域で意識全体の5%程度です。顕在意識はいわば潜在意識のコントロール係です。
大きな船を想像してみましょう。船長がたくさんの船員を抱えているイメージです。
これと同じことが、あなたがイメージする時に起こっている可能性があります。
顕在意識と潜在意識が合致しているか?を見るためには、顕在意識で思考することをやめて、潜在意識の声に耳を傾けることです。
「ああしないといけない」「こうしないといけない」という思考を一旦やめ、「どう感じるか?」にフォーカスします。
ここで注意するのは、「どう感じるべきと思っているか」は捨てるということです。「感じるべき」は顕在意識が持っている理由づけですので、潜在意識は受け入れていません。
イメージングのチェックポイント:叶う必要があるかどうか?
「叶わなくても良いかな」「叶ったら嬉しいかな」「まあ、叶ったらラッキー」と言った状態では、潜在意識はメッセージとしては受け取りません。
潜在意識は、濃い感情のエネルギーを必要としているからです。その願いが現実化することで、どんな感情を生み出されるか?にフォーカスします。
良い感情、強い感情が生まれないのであれば、潜在意識は言うことを聞いてくれることはありません。
「絶対叶えてやる!」と言った力みすぎもいけません。なぜなら、逆説的に「叶わないかもしれないけど、頑張る」と言うメッセージを送っているからです。これも感情のエネルギーは弱いものになってしまいます。
叶う必要があるかどうか?は、潜在意識が感情のエネルギーを得られるかどうかです。叶う必要性は、受け取れる感情の大きさに比例します。
これが叶うと、どんな感情が生まれるか?を観察してみましょう。
イメージングのチェックポイント:自分の本当の望みを観察できているかどうか?
潜在意識を有効に活用するためには、感情のエネルギーを観察することが必要です。感情のエネルギーには二つの種類があります。
- 本来の自分になるための感情
- 固定観念から生まれる感情
潜在意識は、本質的な自分になるための感情に連動して動きます。固定観念は子供の頃に必要だった自分を守るために、無意識に作られたものです。
例えば、子供の頃に、夢中になって遊んでいたとします。
夢中になって遊ぶことは、本来の自分の感情です。突然、大人から「もう寝なさい!」と怒られて中断したとします。大人は明日起きられるように叱ることをしますが、子供の認識では、夢中になっていることを邪魔されたと認識することがあります。
その積み重ねが、「夢中になることは周りが見えなくなるのでよくないこと」として認識し、思考の癖として残ってしまうのです。
理由づけができる感情のエネルギーに潜在意識は大きな反応をしません。なぜやるのだろう?の理由づけがわかるものとわからないものがあります。本当の望み、自分のあり方を体現するための望みは、理由づけはありません。
自分を自分と認めるためだけだからです。
イメージングのチェックポイント:完璧主義になっていないか?
完璧である必要はありません。完璧という概念は人が作り出したものです。
一定方向の「完璧を目指す」ことはできますが、完璧であるかどうか?を考え出すと、それが障害となり、イメージングを妨げるからです。
テレビやネットで不安をあおることで、世の中が完璧ではないと認識させます。完璧ではないと認識した人たちが、欠点を探し出し、不安を大きくしているのです。
潜在意識はネガティブなイメージも受け取って必要な情報を引き寄せます。
完璧を目指すことは可能ですが、完璧ではない部分にフォーカスすることは必要のないことです。
「欠点は改善点であり希望」「ネガティブな部分は伸びしろである」と、とらえられているかどうかが重要です。
理論武装して、悪い方向にいかないようにネガティブ感情を繰り返すのではなく、「やってみよう」と行動する感覚が大切です。
イメージングのチェックポイント:没頭できているかどうか?
「やらなきゃいけないこと」「やるべきこと」にフォーカスし続けていると、他の人の感情の影響を受けて、自分の感情を観察する時間が持てなくなります。
過去の心配、未来への不安は、今、この瞬間に頭の中で作られているものです。
心配や不安は常に頭の中で心のゴミとして扱われ、没頭することを邪魔します。
思考は一点に集中した時に、意識まで到達するほどの「掘り下げ」が起こります。心配や不安でその「掘り下げ」が邪魔されている状態であると、上手に潜在意識へイメージを送ることができません。
「こうなるかもしれない」「こうすべきだったのに」という感情が生まれると、潜在意識へイメージを送る思考がストップします。心配や不安があなたのエネルギーの供給量を下げてしまうのです。
潜在意識のイメージングに失敗する理由は、このような感情の心のゴミが関係しています。心のゴミを整理し、手放すことでイメージングの成功確率が上がります。
イメージングのチェックポイント:呼吸ができているか?
潜在意識を使うためには、呼吸を穏やかにし、周りにある「気」を適切にとらえられている必要があります。
人は、呼吸をしないと生きていけません。酸素を取り入れるだけではなく、周りにある「気」(波動)を受け取ることで、心に活力を与えているからです。
呼吸は、肺だけでするのではなく、体全体で行います。その起点となるのが、へその下にある丹田と呼ばれる部分です。
丹田は体の中心であり、エネルギーの源です。丹田を充足させることは、心のパフォーマンスを上げることになります。
呼吸が浅くなっていないか?呼吸が体全体で行われているか?をチェックしましょう。
イメージングのチェックポイント:小さな変化を受け入れているか?
小さな変化は、潜在意識からのヒントです。「この変化で正しいか?」と確認をしてきています。イメージングがうまくいかないのは、小さな変化を見過ごしてしまっている可能性があります。
一度に大量の変化を与えると、人は壊れてしまいます。潜在意識はあなたを幸せにしようとしています。あなたの心が壊れないように細心の注意を払って気づきを与えてきます。
イメージをした後に、小さな変化を受け取るためには、「気づいた!」ということを伝えないといけません。
それが、「行動」であり、「感謝」です。潜在意識からのヒントをつかって行動してみることで、潜在意識にメッセージを送ることができます。
そして、「感謝すること」です。目的のイメージに近くための行動ではないと思われるものも潜在意識は連れてきます。一見、的を射ていないようなヒントでも、今後のあなたの心の成長に必要として伝えてきているんです。
どうしても行動ができない場合は、「このようなヒントを与えてくれたことに感謝します。」と伝えることです。
イメージングのチェックポイント:人のせいにする癖がないか?
「自分のせいではない」と思うことは心の成長を妨げることになります。このことを潜在意識はよく認識しています。人のせいにばかりして、心が成長しようとしない人には、潜在意識は協力してくれません。
「あいつが悪いから失敗したんだ」「あいつが悪いから自分はひどい目にあったんだ」と習慣的に思考することで、イメージングは失敗します。
自分の周りに起こっていることは、すべて自分のせいと思えるようになると、イメージングの力は加速します。
潜在意識は常に愛を持ってあなたに接します。それは、厳しいものです。愛情は、「情」が入っているため、情けがありますが、愛だけの時は、意識が成長するためだけに注がれる厳しさがあるものです。
どうしても自分のせいにすると心が壊れてしまう時以外は、自分のイメージに責任を持つことが必要とされます。
まとめ
潜在意識は願ったことを引き寄せる特性がありますが、イメージングがうまくできないと上手に引き寄せることができません。うまくできないことが続くと、「できない」と判断して諦めてしまうかもしれません。
そうなる前に、一度あなたの思考の使い方を整理してみましょう。潜在意識はあなたの敵ではなく、味方です。あなたに幸せになってもらいたいと考えている存在です。
このチェックリストが少しでもあなたの潜在意識の活性化に役立ちますように。
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