- 他人の幸せを喜べない自分が許せない。
- 自分は幸せになってはいけないと思っている。
- 他人を変えたいと思うことで心が痛い。
生活していると人と関わることは常に必要なことです。山奥で一人で自給自足をしていない限り不可能とも言えます。
「他人の幸せ」は時として、自分の心に突き刺さり、「このままではいけない」という無言のメッセージを伝えてきます。このページでは、「他人の幸せを喜べない時の対処法」と潜在意識のコントロール方法についてお伝えします。
目次
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他人は直接には変えられない。
他人の幸せを素直に喜べないということは、他人の幸せをねたみ、他人が幸せではない状態を望むということです。
つまりは、他人を変えようとすることです。他人を変えようとする思考ばかりが積み重なると、身動きが取れなくなります。
なぜなら、他人を直接変えることはできないからです。
他人は、自分の鏡として存在しています。自分の心の状態を映し出しているのです。
あなたが「幸せではない」と感じていると、幸せであると伝えようとしてくるのが潜在意識です。
他人を通して、あなたが幸せであることを認識させようとしています。
他人を変えようとするのではなく、自分自身が相手に対する認識を変化させることが、結果的に「他人を変える」ことにつながります。
顕在意識と潜在意識。
意識は大きく分けて二つに分かれます。顕在意識と潜在意識です。顕在意識は意識全体の5%程度を占めると言われ、意識的にコントロールできる部分であり、私たちが認識していると思っている意識です。
一方、潜在意識は、残りの95%程度を占めており、意識できない領域、無意識をつかさどる意識です。私たちは、この無意識に操られて行動しており、この無意識をうまくコントロールできるようになると、自動的に心を意図する方向に動かすことができるようになります。
意識の構成を勉強し、潜在意識と一緒に自分が必要とするゴールを伴奏して走りきる必要があるということです。
他人の幸せを喜びたいのに喜べないというのは、潜在意識が意図的に行なっているものであり、あなたが顕在意識であらがおうとしてもうまくいかないのはそのためです。
潜在意識を上手にコントロールするためには、習慣化された顕在意識の思考が必要になります。
良い気分でいる。
潜在意識を上手に使うことは、自分の意識をコントロールすることだとお伝えしました。では、どのようにして上手に使うことができるようになるのでしょうか?
それは、「良い気分でいる」ということです。
簡単そうに聞こえるかもしれませんが、1日にどの程度の時間、良い気分でいることができていますか?
良い気分でいられる行動、思考している時間を習慣化することで、あなたが思うように潜在意識をコントロールできるようになります。
潜在意識は、感情を使って意識を活性化させているからです。
感情には、マイナスのエネルギーとプラスのエネルギーが存在しています。楽しい!嬉しい!というプラスのエネルギーと、むかつく!いなくなれ!などのマイナスのエネルギーです。
両者とも、エネルギーの強さが大きければ大きいほど、その方向に潜在意識は動き出します。
幸せを喜べない状態を習慣化すると、「他人の幸せを喜べない自分が本来の自分である」と認識し、それを事実であると誤認識させる出来事が起こることになります。
他人の思考はその人のもの。
他人の幸せを喜べないのは、自分に与えられた自由であり、誰にも奪うことはできません。それと同じように、他人が幸せを感じることも自由であり、あなたが奪うことができません。
つまりは、他人の思考はその人のものであるということです。
幸せを喜ぶことができないのは、ひるがえって、「私は幸せを感じてはいけない」と潜在意識の中に蓄積されている概念が存在しているということです。
子供の頃に、幸せそうに遊んでいたら、「そんな幸せそうにしていたら、ダメだ」と言う強いメッセージをどこかのタイミングで受けた可能性があります。
他人の思考を変える前に、自分の心の内側をのぞく冷静さを取り戻すようにしてみましょう。
喜びを追求するために、意識は存在している。
「私は幸せを感じてはいけない」ということを肯定するために、「あの人の幸せが許せない」と心のどこかで思ってしまうのです。それが「幸せを感じている」と潜在意識が認識しているということです。
顕在意識は、「幸せを喜びたい」と思っていても、95%程度を占める潜在意識が「喜んではいけない」と認識しているので、顕在意識は負けて、なんとなく、「他人の幸せを喜べない」と言う状態が生まれているということです。
潜在意識のほうが力が強いため、幸せを感じる要素は、潜在意識が幸せを感じる要素に負けてしまいます。
「幸せを感じてはいけない」ということが、幸福だと感じていることになります。これが、喜びを追求することだと、潜在意識が認識しているということです。
波動を高める。
人は波動に影響を受けて生活しています。波動というとすごく遠い存在のように思うかもしれませんが、身近に存在しているものです。
波動は、「気」という文字に置き換えることができます。私たちが日々必ずと言って良いほど使っているこの文字が、波動の正体です。
潜在意識は、感情のエネルギーを使って、波動を作り出しています。波動の影響を受けることで、感情のエネルギーを作り出しています。
レベルの高い波動を受けることで、より良い感情のエネルギーを作り出し、より良い波動を作り出すことにつながります。
「他人の幸せを喜べない」のは、レベルの低い波動を受けた影響で、潜在意識の中の無意識がそれに見合った波動を作り出している結果です。
レベルの高い波動を受ける、あるいは、レベルの高い波動に自分で変換することで、結果が変化します。
波動が合う部分が見えている。
自分が出している波動が、相手と共鳴した時に、感じることができます。共鳴しない部分は感じることができません。
目には見えていても、意識がスルーしてしまうことになります。「幸せを喜べない」ことに違和感を感じるのであれば、意識が波動でフィルタをかけているのです。
「波長が合う」のは、お互いに出している波動が合っているということです。
パズルのように、足りない部分を補うように作られています。
「幸せを喜んでいる他人」と「その幸せを喜べない自分」がお互いピース同士で、結び合い、あなたが感情のエネルギーを作っているということです。
自分の周りにいる人で、嫌いな人も好きな人も、あなたの潜在意識が認識した結果であり、それにあった波動を出して波長があっている状態です。
潜在意識が必要とする感情のエネルギーを作り出すために、顕在意識に働きかけ、「見えている」状態を作り出しているということになります。
相手を自分の成長のヒントにする。
「他人の幸せを喜べない自分」が嫌だという感情を大切にしましょう。それは、「あなたが幸せを感じても良いタイミングである」と教えてくれています。潜在意識は常にあなたの味方です。
あなたの成長を促すために、あなたに苦しいと思える試練を与えているのです。乗り越えられることを潜在意識は知っています。なぜなら、顕在意識で導き出した結果よりも、その目算は当たっているからです。
潜在意識は、他の潜在意識とつながる機能を備えており、その特性上、顕在意識の6万倍もの力を発揮すると言われています。
「幸せを喜べなくて悩む」というのは、潜在意識はすでに知っており、乗り越えて成長できることまでわかった上で、あなたにそれを感じさせてくれているということです。
うまくいくとわかっていることを潜在意識は意地悪にも教えてくれません。なぜなら、悩み、苦しむことで、より強い感情のエネルギーを得ることができるからです。
意識に使われるのではなく、あなたが意識をコントロールするのです。
自分が嫌いなままでも良い理由。
「他人の幸せを喜べない自分が嫌い」というのであれば、嫌いなままで良い。潜在意識は、「変わること」を推奨するのではなく、「気づくこと」を勧めてきています。
嫌いではなく、「好きになれ」ではなく、嫌いなままの自分を好きになることも、潜在意識は認めてくれるということです。
自分を嫌いな状態でいることも、好きで良い。
潜在意識は、あなたが自分を好きか嫌いかで、あなたを見捨てたりはしません。あなたから強い感情のエネルギーが生まれるかどうかを見ているのです。
潜在意識は、至極、利己的であり自分勝手な存在です。
感情のエネルギーを作り出すことができるのであれば、どんなことでもしてきます。
「問題だ!」と思うことに、「解決できるか?」という不安な感情が生まれるとしたら、それも潜在意識が求めている感情のエネルギーであるということになります。
自分の気分が良くなるものをそろえるゲーム。
潜在意識は、「気分が良くなること」を感情のエネルギーとして増幅させる特性があります。ネガティブな感情もポジティブな感情も潜在意識は増幅させるということです。
ネガティブな感情を持ってはいけないと言われるかもしれませんが、ネガティブな感情をもっていることが「気分が良くなること」として存在しているのであれば、問題はないことになります。
気分が良くなることにつながらない思考をしないようにすることです。
「あの人は嫌いだ、だから、罠にはめてやろう」とか、「自分はダメな人間だ、だから生きている価値はない」などです。
潜在意識は、あなたの意識が強く、しなやかに成長するためのヒントを与えているのに、とらえ方で、薬にもなりますが、毒にもなってしまいます。
「他人の幸せを喜べない自分」を「喜べる自分に変えよう」と考えるのも成長。
「他人の幸せを喜べない自分」のままで良い。「自分自身の幸せを見つけよう」と考えるのも成長です。
法律に違反しない限りで、自分の気分が良くなることを必死で考えて、意識を成長させ、良い波動を出せるようになることを潜在意識が求めています。
まとめ。
対処法として、変わらなくてはいけないと感じたのであれば、変わるタイミングであり、変わらなくて良いと感じたのであれば、それもまたそのタイミングであるということです。つまりは、無理して変わる必要はありません。
「他人の幸せを喜べない」理由は、あなたではなく、潜在意識の中に蓄積された思考の習慣の積み重ねがあります。
もし、感じていることを変えたいと思うのであれば、見たものの認識を疑い、無意識の反応を逐次観察してみることです。
潜在意識が焦り出しても、あなたは焦る必要はありません。潜在意識の主人はあなたであり、幸せを感じる権利はあなたにあるのですから。
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