日々の生活でストレスはつきものです。全くストレスがないという人は、何も行動していない人でしょう。
何か行動をすることは、ストレスが必ず付きまとうものです。ストレスとは、あなたが作り出している感情からくるものです。ストレスをコントロールし、パフォーマンスを上げるにはどうしたらよいのでしょうか?
このページでは、ストレスの必要性とストレスをコントロールする方法について、解説します。
目次
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ストレスは必要のないもの?
頭が痛い、お腹が痛い、胃が痛い、熱が出た。など「それはストレスのせいですよ。」って言われたことはありませんか?ストレスは、必要のないもの、ストレスフリーなんていう言葉が社会に浸透しているくらい忌み嫌われる存在になってしまっています。
ストレスなんてなくなればいいのに、毎日ストレスなく生活したい。そう考える人は多いのではないでしょうか?
ストレスを取り除くべきものではなく、コントロールし自分のパフォーマンスを上げることに使われる必要があります。
ストレスは人によって違う
特定の物事に対して、あなたが受けているストレスと、誰かが受けているストレス、ストレスを受けている側にとっては、相手のストレスレベルはわからなくなってしまう傾向にあります。
ストレスの中にいればいるほど、顕著になり、「私が大丈夫なのだから、あなたも大丈夫なはず」と勝手にストレスレベルを決めつけてしまい、混乱が起こります。
これまでの人生の経験によって、特定の物事に関するストレスレベルは違うことをまずは、念頭に置いておきましょう。
ストレスも3つの役割
ストレスは必要なものと上述させていただきましたが、役割は大きく分けて3つあります。
危険に気づき回避するため
ストレスが全くないと、自らを危険に晒さないための防衛反応として使われます。
危険に気づけないと、危ないところに平気でいくなど、自分の能力を超えすぎた無駄な挑戦をしかねません。つまりは、不必要に危険に自分を晒すことになります。
記憶の定着率を高めるため
5秒以内にこれを覚えてくださいと言われた場合は、言われない場合では、記憶の定着率が異なり、制限時間というストレスを加えた方が、より記憶力が高まります。
ストレスを感じなくなると、記憶力が弱まり、生活に支障をきたす場面が出てきます。
直観力を高めるため
「何かがおかしい」と、感覚的に察知するためには、ストレスは必要な要素です。定期的に一定のストレスを脳が受けているからこそ、異変に気付くことができるようになります。
ストレスにより、思考が定着され、その膨大なデータが直観を引き出す助けことになります。
ストレスをコントロールする
ストレスという感情の中で、苦しむのではなく、ストレスから一旦外に出て、上から見渡すことができ、ストレスの中で苦しんでいる自分を認識できた時、ストレスは軽減されます。
ストレスを感じている真っ只中にいる時、この俯瞰ができなくなる傾向にあります。
では、実際どのようにして、ストレスを軽減するのが良いのでしょうか?
ポジティブ感情に目を向ける
思考は、感情を生み出します。その感情は自分自身が作り出したもので、その感情の中に閉じこもることで外に出られなくなってしまいます。
感情のエネルギーの視点を、ポジティブなものに向け、感情を棚上げすることで、ストレスが軽減されます。
できない部分ではなく、できた部分、できている部分に焦点を合わせること、自分の感情を満たすことにフォーカスすることが大事です。
ネガティブ感情の記憶の置き換えをする
人の心はアクセルを踏むよりも、ブレーキを踏む方が簡単に行えます。今ここにいることが一番安全だと認知しがちだからです。
ネガティブ感情はいわゆる車でいうブレーキ、ポジティブ感情はアクセルです。ブレーキがないと車は事故を起こすように、人の心も安全に運転ができません。
感情は記憶のとらえ方によって、発生するものです。そしてその感情は、今この瞬間に起こっており、ストレスを与えている感情自体を自分自身で作り出していることを認識しましょう。
未来へのイメージを良いものに置き換え、過去の記憶からくる感情も良いものに置き換えます。
人の中にある事実と認知しているものに、絶対はありません。今、この瞬間に記憶の認知を変えることで、感情を変えることができます。
成功体験と結びつける
失敗したくないという感情がストレスを生み出します。人が認識している事実に100%はありません。
物事は、成功か、失敗かは、本人の自覚次第で変更することができます。
失敗のストレスに対して、意味があったととらえ、成功体験の割合を大きくすることで、ストレス軽減につながります。
ストレス軽減トリガーを置く
ストレスを感じている自分を認知することがまずは大事ですが、その上で、ストレスを感じてコントロールできなくなった自分を俯瞰的に捉えることができるようになったら、ストレスを軽減するトリガーを身近な場所に置くことです。
五感のうち自分にはどれが優位に働いているのか?を考え、一番敏感になっているものを見つけます。
その上で、視覚、味覚、嗅覚、触覚、聴覚の特定の感覚を成功体験に結びつけ、いつでも引き出せるようにします。
瞑想する
人の意識のうち、意識的にコントロールできる割合は5%程度と言われています。95%は無意識、つまりは潜在意識の中でコントロールされています。
瞑想をすることで、感情エネルギーを棚上げし、今に集中することで、ストレスを軽減させることができます。
自分の心に負荷がかかりすぎていると感じ、自分の思考ではどうにもコントロールできないと感じたら瞑想をすることをお勧めします。
柔軟に調整する
感情は自らが作り出していて、その感情に思考がコントロールされるがゆえに、悩みやストレスが起こり、体に異常をきたします。
こうあるべきだ!ではなく、こういう風に考えるのもありだな。という柔軟な思考をもつことで、ストレスレベルをあげることにつながります。
調整できないレベルのストレス、つまりは、必要とされる難易度、求められる達成度を常にコントロールすることも柔軟に対処するという面では必要な要素です。
無理なストレスは、過度な期待が生み出している可能性が高いです。過度の期待は、こうあるべきだ、を生み出し、多様なあり方を否定する考え方です。
自分の悩みの大きさはどのレベルなのか?を常に俯瞰的に見ることを習慣づけるようにしましょう。
愛と感謝がストレスを緩和する
オキシトシンという言葉を聞いたことがあるかもしれません。オキシトシンは愛情ホルモンとも呼ばれ、脳内に分泌されることで、ストレスを軽減する作用があります。
愛と感謝を持って、人と接することでオキシトシンを分泌することができるようになります。
愛と感謝を与えることは、人のためではなく、自分の脳のストレスを緩和する効果があることを覚えておきましょう。
集中し没頭すること
何かに没頭している時は、思考はそれだけに集中しているので、ストレスを感じにくくなっている状態です。
ストレスは、不安や心配からくる心の感情の反応です。不安や心配は、未来と過去のイメージを自分の中で作り出して発生しています。
今に集中することのメリットは、この感情のエネルギーを中和させ、ニュートラルな状態にすることができることです。
まとめ
毎日ストレスを感じている自分に嫌気がさしている。そんな状況を変えたいのであれば、まず、ストレスの外に自分を出して、俯瞰し、観察すること。
その上で、ポジティブ感情とネガティブ感情と向き合い、今の集中することでストレスを解消することができるようになります。
過度なストレスは、思考に大きなダメージを残します。緩和することで、必要とされる適度なレベルなストレスに変換することができたら、日々を快活に過ごすことができるようになるでしょう。
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