- 自分の決定に自信が持てない。
- いつも選択に失敗してしまう。
- 今後何をどうすべきか自分で見つけられない。
カウンセリングの中で、自分で決めることができずにずっと同じ思考をぐるぐる回ってしまう方がおられます。前も同じ状態だった。カウンセリングが効果があるのかな?と思われることがあるかもしれません。
お客様が行動するには、まず自分で決めたという感覚が必要になります。自分で決めたという感覚を自己決定感といいます。
では、どうすれば、カウンセラーは、自己決定感を自分自身に与え、より良い行動を促すことができるのでしょうか?
目次
自己決定感とは?
ある行動に対してい、他人が決定されたものではなく、自分の決定によるものだと認知できている感覚のことです。自己決定感を持つことで、心の安定を目指すことができるようになります。
何かの奴隷になり、人の自由を奪うことは、その人の個性を奪い、本来のパフォーマンスが発揮できない状態になります。何かに閉じ込められている感覚は、人から創造性を奪うことになるでしょう。
自己決定感を感じる環境
では、自己決定感を感じる環境とは、どういうものがあるでしょうか?シーナ・アイエンガー氏の「選択の科学」によると、人それぞれ違い、育った環境によって異なるとしています。また、個人の場合と集団の場合で違いが見られたようです。
制約がない状態(個人)
個人の場合、〇〇からの自由を得ている状態が、自己決定感を得ることができる環境であるとしている。選択の自由をもたらすには、何かから自由を得ているという感覚が必要になります。
制約はあるが、最終的に何をするか?は自由である状態(集団)
集団社会の場合、選択に制限があったとしても、最終的には自分には自由があると思えている状態であれば、自己決定感は阻害されないとしています。
例えば、宗教において、何かをすることを禁じたり、何かをすることが必要とされたりするルールが存在するものがあります。もしも、選択の制限があることが、自己決定感をなくすことにつながるのであれば、宗教の存続は難しくなります。
人は選択肢を与えすぎると、決定できない。
こんな経験はありませんか?何か商品やサービスを購入しようとして、購入内容が複雑すぎてわからずにやめてしまったこと。お店に来店し、商品を見る時に、だいたい7つ前後にメインの商品を置いているお店がほとんどです。
翻って、あれもこれもやりたいと言う人は、結局何から手をつけたら良いかわからず、何もできない、ということが起こり得るということです。
自己決定感を増やすために必要なこと
決定できるという自己決定感を得るためには、選択肢を減らすことがまずは大事です。選択肢を減らすということは、他の可能性を除去するという見方もできます。
多くの選択肢がある中から一つを選ぼうとする場合、多くは決断できない結果になります。自己決定感を得られずに、自分を信頼できなくなり、自信が積み上げていくことができません。
決定することが苦手だと思っている方は、まずは簡単な決定をすることから始めましょう。大きな問題も小さく分解し、決定の数を増やしていくことで改善できるようになります。
まとめ
自己決定感を増やすためには、選択肢を減らし、簡単な決定を繰り返していくことで、可能になると思われます。
カウンセラーとして、何かを決めることに躊躇し前に進めない方に、簡単な決定をしていくこと、そして、それを繰り返し行うことをアドバイスすることは可能かもしれません。
もちろん、本人がしっかりと自分の意思で決定していると実感を得られないと自信は積み上がっていきません。あなたのカウンセリングがもっとお客様を笑顔にしますように。
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