日々生まれる感情、無意識に自分の感情は自分の習慣を作り、行動に影響を与えています。感情のエネルギーは常に自分と一緒に存在しているものです。感情のエネルギーをコントロールすることは、自分の行きたい方向へ進むための鍵になります。このページでは、ポジティブとネガティブな感情についての考察とコントロールする方法の概略をお伝えします。
目次
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感情のエネルギーの量と質
感情はエネルギーの塊です。例えば、怒りは自分を突き動かし、思いも寄らない方向に自分を導く原動力になります。エネルギーの発生により起きることです。その結果は、良くも悪くもその感情を持った自分に返ってくることになります。
例えば、「約束を破られた」という過去のショックがあり、それを毎日自分が見るもの、聞くものから、インプットし続ける。嫌な感情として、蓄積され続けてしまいます。そしてある時、爆発します。「約束を破るなんて人としてありえない！」という風に。
感情の質は、ポジティブなものとネガティブなものがあります。ポジティブはものは、愛や感謝、希望や喜びなどプラスとなるエネルギーです。ネガティブなものは、嫉妬や恨み、絶望感、喪失感など、マイナスのエネルギーを秘めています。
質の高さと量を掛け合わせたものが、感情のエネルギーとして大きくあなたに作用することになります。毎日持ち続ける感情のエネルギーの量と質を自分でコントロールすることが、大切です。
感情エネルギーの質を高める。
ポジティブなエネルギーは日々の習慣によって高められていきます。当たり前のこと、常識だと思えるくらいまで、自分の腑に落ちた状態まで習慣化するものを選ぶ必要があります。ポジティブなエネルギーは、上述したものです、では、ネガティブなエネルギーをどういう風に処理するのが良いのでしょうか？
ネガティブなエネルギーを持ってはいけないのではなく、処理する方法、うまく使う方法を自分の中で対処法として持つことが大切です。ネガティブなエネルギーをそのまま使うと、相手に飛ばしたつもりが、そのまま自分にブーメランのように返ってきてしまいます。ネガティブなエネルギーは、今ここに存在しているエネルギーで、過去や未来への心配や不安が事実としてもたらしたものではありません。
愛に満ち、感謝の心で毎日を過ごすこと、そしてネガティブな感情をもその愛と感謝で包み込み、自分の心の奥にある恐れを癒すことにあります。
感情の質を上げることは、自分自身の思考を豊かにすることです。
自分の感情をチューニングする
すべてをポジティブな感情で満たし切ることはできません。なぜならば、ポジティブとネガティブの関係性は、車でいうのアクセルとブレーキであるからです。ネガティブを取り払うということは、ブレーキがない車を運転するようなものです。すぐに事故につながるでしょう。
ネガティブな感情があるからこそ、人は危険を回避することができ、安全に生活できています。心の状態を維持するためにも使われます。何かをすることへの恐怖は、その後の結果から自分の心を守るために機能している安全制御装置です。
アクセルとブレーキは上手に使い分けていく必要があります。ポジティブとネガティブどちらが今優位に働いているかわかりますか？それは朝起きたときにわかります。「成功のイメージができていてわくわくしている」のか、「失敗するイメージが湧いてきて、どんよりしているのか」どちらでしょうか？
自分の感情をどちらにもっていくか？はあなた次第です。感情エネルギーを使う面での初期段階として、覚えておいてほしいことは、どちらを使ってどのような結果があなたに返ってくるか？を観察することです。
愛と感謝のエネルギーを使うか、嫉妬や恨み、羨望（せんぼう）、絶望感のエネルギーを使うか、結果をよく観察しましょう。
ポジティブなエネルギーを高める方法
常になりたい自分を想像できるイメージを置いておくことです。常にそれを見ることで、習慣化されポジティブのエネルギーをいつでも取り出せるようになります。取り出せることで前に進む行動力へ繋がり、繰り返し行動することで、思考にエネルギーが蓄積されていくでしょう。
毎日触るものを上質なものに変え、常に自分にエネルギーを与えてくれるものに変える。そして、エネルギーが高まる人や場所を自分の中で認識しておくことです。
ポジティブなエネルギーを受け取る時に、受け取る自分を否定的に捉える場面があるかもしれません。「自分なんて受け取る資格がないはず」と思っているものです。そうではなく、しっかりと受け取れるように徐々に慣らしていくことが大切です。
ポジティブなエネルギーを受け取るためにやめること。
失敗した自分を責めること、反省はするべきですが、感情で自分を責めることはエネルギーを使う面で足枷（あしかせ）になります。また、自分の自信への信頼が揺らぐことになります。「私はあなたを信頼していないけど、私のことは信頼してね」という矛盾を作り出すことになります。
自分との約束を破ることもやめましょう。自分で決めたことは最低でも３ヶ月は守ることが大切です。３ヶ月は自分の行動が習慣化されるとされる期間です。これを超えると自分への信頼感が増します。
大きな感情がエネルギーの源泉を知る
感情の落差にエネルギーが詰まっています。今の自分の初期状態はどこにあるのか？どの状態が楽なのか？を知ることで、感情の大きなエネルギーを使うことができるようになります。その上で、山と谷はどこにあるか？を探します。大きな挫折を経験した時の感情や、コンプレックすを感じている時の感情は、今との落差によって大きな力を生む原動力になります。
知らず知らずのうちに積み上がっているのが、感情のエネルギーです。それが吹き出した時、自分を表現できる方法を自分の中で持っておくことで、最大限使うことができます。
まとめ
ポジティブな感情とネガティブな感情はエネルギーを持っており、両方とも必要な感情であることをお伝えしました。ここでは書いていませんが、感情を今に集約させることで、雑念が消え、感情のエネルギーではなく、思考のエネルギーを使えるようになります。
思考のエネルギーを使うには、まずは感情をコントロールする方法を学ぶことです。感情は自分を良い方向にも悪い方向にも突き動かす力があります。まずは、アクセルとブレーキを使い分けながら、いきたいところに行けるように心の運転を上手にできるようになればよいですね。
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著者情報
Oji
イギリスの公立の芸術大学、Surrey Institute of Art & Design(現University for the Creative Arts）にて学士(Bachelor of Arts(BA)を取得。
マーケティングとデザインを行う傍ら、イメージサプリを開発。SNSサイトで合計50,000人以上のフォロー達成(現在も増え続けて計測不能）。つぶやくだけで10万人以上の意識に届くことを実感。イメージングの力で人を引き寄せる方法、インターネットの使い方をゆるく解説中。未来を明るくする気づきを与えている人を応援しています。
