- 夫や妻に変わってほしいと思っているのにうまくいかない。
- 夫婦喧嘩が毎日起こっていることに疲れた。
- 喧嘩はもうしたくないのに、相手がふっかけてくる。
毎日顔を合わせる夫婦。相手の感情に常に反応し続けていると疲れてしまい、本来の生活、仕事ができなくなってしまうことがあります。
夫婦喧嘩をもうしたくないと思っても、相手がする行動に常にイライラが爆発、なんてことはありませんか?
このページでは、夫婦喧嘩をしている時に、意識の中では何が起こっているのか?を解説します。
目次
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途中聞き苦しい部分もあるかもしれませんが、文章を目で追いながら、音声をお聴きになるとより理解が深まります。
夫婦が喧嘩をする時。
「お前が悪いからどうにかしろ!」と言う主張がどちらか一方がし始めます。「いやいや、あなたが悪いんでしょ!」と言い返します。「なんだとっ!」と怒りが大きくなり喧嘩に発展します。
些細な火種がお互いに喧嘩として挑むことで、大きな火に変わり、二人とも火の中に入ってしまい、喧嘩状態に発展します。周りを見渡しても「火」しか見えないので、喧嘩がどんどん大きくなるのです。
一方がその火の外に出たら喧嘩は終わりなのですが、お互いにお互いのポジションを譲らずに火の中にずっといると、二人とも燃え尽きてしまいます。
相手を変えようとする喧嘩は無意味。
喧嘩は固定観念の押し付け合いです。小さい頃の自分が常識だと思うことに無意識に従っています。意識の95%は潜在意識が占めており、無意識の中で行動し、判断し、反応しています。
子供の頃に信じていた観念に相手が従わないことに腹をたてることは、「寂しさ」を感じることになります。極端に言えば、自分が主張していることを聞き入れてくれないから寂しいのです。
「聞いてくれなくて寂しい」「わかってくれなくて寂しい」と伝えれば良いものを、プライドが邪魔をして逆の行動をとってしまっているだけです。
上述の火の中に入ったり出たりすることを楽しめている喧嘩、いわゆる喧嘩を観察できている状態、つまりはメタ認知できていれば、意味がありますが、心の中の無意識の寂しさを自分でわかろうとしない限り、喧嘩は無意味です。
喧嘩は一人ではできない。
喧嘩が寂しさを主張している証拠として、「喧嘩は一人ではできない」という事実があります。「喧嘩をしたくてもする相手がいないのは、寂しい」と言う言葉を聞いたことがあるかもしれません。
喧嘩は、寂しさを紛らわせるためにするものです。喧嘩をふっかける度に、「私は寂しい!さびしい!」と言っているようなものです。
喧嘩をすること、喧嘩ができること自体が実は幸せだということです。
意識と喧嘩の関係。
意識は、大きく二つに分かれます。顕在意識と潜在意識です。顕在意識は自覚し、意識できるもので全体の5%程度、潜在意識は95%程度を占めます。私たちは無意識によってコントロールされています。
ここで重要なのは、自分を意識的に100%コントロールすることはできていないということを知ることです。心臓が動くのも、内臓が動くのも潜在意識が稼働しているためです。
何かに反応した時、それは潜在意識のメッセージだということです。潜在意識はあなたを幸せにしようとして常にヒントを与え続けてくれる存在です。
「何か嫌な気がする」と感じた時、人でもものでも同じです。一度手を止めて、その感覚はどこからきているものなのか?過去の記憶を探ってみましょう。そのヒントをないがしろにしたとしても、潜在意識は緊急であればあるほど、「必要だから見ろ!」と何度もメッセージを送ってくることになります。
意識は呼応している。
潜在意識のもう一つの役割として、他の潜在意識とつながることです。潜在意識は他の意識の集合体とつながることができる機能があります。「虫の知らせ」を感じたことはありませんか?
「電話がくるかもしれない」と思った相手から突然電話がきたことがあるのであれば、潜在意識の仕業です。潜在意識が他の意識にメッセージを送り、連絡をさせた結果ということです。
喧嘩したい!となった時は、相手が潜在意識からメッセージを伝えてきている可能性があります。その誘いにのるかのらないかは、あなたの判断に任せられているということです。
あるものに目を向ける。
「どうしてやってくれないの?」「どうしてそんなことするの?」と言う感情が浮かぶのは、ないものにフォーカスした結果です。自分が持っているものと持っていないものを区別したときに、持っていないものがとても大きく感じたときに怒りに変わります。
「隣の奥さんは、こうしてもらっている!」とか、「みんなやってもらっているのに私だけしてもらっていない!」と感じるのは比較からくるものです。
「今持っているもの、してくれていること」に、よりフォーカスすることで、「持っていないもの、してくれていないもの」まで引き寄せることになります。
潜在意識は、嫌な体験を与えられたときに「感謝」を表現されるとその体験を与えることをやめ、望んでいる体験を与えようと動いてくれるからです。
ケンカができることに対して、心の奥から感謝できるようになると、嬉しくなって、喜びに変わり、もっとケンカしたい!楽しい!となってきます。そうなると、ケンカはできないのです。ケンカ自体を観察する、つまりは、思考を使った議論に変化します。
怒りに反応しない。
相手が怒っていると、自分も怒らないといけないような気分にさせられたことはありませんか?
意識的ではなく、無意識の反応であるがゆえに、理解しにくいかもしれません。
「私が怒っているのだから、あなたも怒りなさい!」という暗黙のメッセージを出し続ける人がいます。
プレゼントは受け取らないと、そのままその人に返却されることになります。感情も同じです。受け取らないと、その感情が相手に返ることになり、その人が消化しなくてはいけないものになります。
愛と情は別ものです。愛は厳しくその人のために苦しいものでも与えられるものです。情は時には必要なものですが、情では解決できないと判断したら、厳しい「愛」を表現する方法をとりましょう。
つまりは、怒りを相手から受け取らないということです。
まとめ。
「夫婦喧嘩は犬も食わない」ということわざがあります。「勝手に修復されるから仲裁に入る意味はない」という意味ではないでしょうか?ケンカは火の中に入るようなものです。火の外側から観察しながら行動をすることができたら、ケンカも楽しいものになります。
そして、そういう夫婦喧嘩はもう夫婦喧嘩ではなく、お互いを認め合い思いやりに満ちたやり取りに変わります。この状態になるためには、夫と妻が同じ次元レベルに存在している必要があります。
どちらかが異なる次元、潜在意識が存在している場所が異なると離れることになります。夫婦が離れないのは、同じ次元の中にいるからです。お互いの次元を上昇させるために、感情を観察し、愛を表現することが必要になります。
夫婦喧嘩を「相手が悪い」として、片付けようとすると「もっと深いところにあなたの成長の鍵が眠っている」と潜在意識が教えてくれています。
このページを読んでいるかたすべてが、より愛に満ちた夫婦の生活を送れますように。
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