- 習慣化って何？どんな仕組みで何が起こる？
- 習慣化されるのにどのくらい時間がかかる？
- 習慣化するにはどうしたら良い？
日課がある、習慣があることに憧れるのは、望む未来を手に入れるために、必要だと感じたからではないでしょうか？
習慣化しようとしては挫折する、を繰り返し、忙しいからという自分でもよくわからない言い訳と折り合いをつけて、結局やらない。そしてまた、今年も終わるなんてこと、あるかもしれません。
このページでは、習慣化するコツとメリット、そして期間についてお伝えします。
目次
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途中聞き苦しい部分もあるかもしれませんが、文章を目で追いながら、音声をお聴きになるとより理解が深まります。
習慣化できない理由
毎日本を読むとか、毎日文字を書くとか、行動にフォーカスしていると、なかなか習慣化することはできません。行動ではなく、その行動から得るイメージにフォーカスすることが重要です。
習慣化したいことに対して、どれだけのメリットを実感できていますか？それは、誰かから言われたからやるべきことだと認識しているだけですか？
自分がどう認識しているかで、大きな差が生まれていきます。
意識と習慣の関係
意識的に何かをしようとするには、無理が起こります。なぜなら、あなたが意識的に行うことができる領域は、あなたの意識の5％程度だからです。意識は大きく分けて二つに分かれます。顕在意識（5％）と潜在意識（95％）です。あなたの中に存在し、意識的、そして無意識にあなたが行動を起こしているものです。
無意識をコントロールしている潜在意識は、例えば、心臓を動かしたら、血管を収縮させたり、汗をかいたりして、体を無意識に守っています。これと同じような反応が、心の動きにも影響しています。
習慣は、この無意識へ大きく作用することでできるようになります。習慣化するとは、顕在意識にあなたの思考を使って一定のメッセージを定期的に送り続けることで、潜在意識へエネルギーが運ばれ、無意識の行動に変化します。
習慣化したい理由を明確にする
なぜ、習慣化したいと思ったのでしょうか？何か得たいゴールがあるから、習慣化することで、一歩ずつそのゴールへ近づきたいと思ったからでしょうか？
行動を起点に意識的に習慣化することは難しくなります。なぜなら、行動を起こしている意識は、２種類あります。顕在意識と潜在意識です。
あなたがコントロールできる5％の力で、95％の潜在意識に勝つことはできないからです。そうではなく、見方を変える必要があります。
顕在意識 VS 潜在意識ではなく、潜在意識は、顕在意識の部下であるという風に見方を変えます。
理由を明確にするとは、あなたが必要する未来を強くイメージし続けること。その先は、潜在意識が無意識にどの行動が良いものか？を決めてくれます。それは、目の前にヒントとして現れるか、頭の中に思い浮かぶかします。
それは、ただ、実行してみること。反論せず、部下が持ってきた解決法に耳を傾けるつもりで行います。
習慣化される期間
思考で潜在意識にメッセージを送り続けて、ヒントが出てきて、それを実行する。それを繰り返すことで、何を習慣化すれば良いか？がわかるようになってきます。
習慣化するための期間は、短くて３ヶ月と言われています。目的があり、ゴールが見えている、そのための行動のヒントを受けて、ただ行動する。それが、楽に行動し続けるためのポイントです。
もし、何をしたら良いか？がわからない場合は、何をイメージしたらよいか？がわからない場合に起こります。
イメージすべきものが見つからない。
行動にフォーカスしすぎると、行動をしていることに満足してしまって、ゴールが見えずに、ただ歩き続ける人になってしまいます。
イメージするものが見つからず、どこへ向かうべきかわからない場合は、イメージを探すことを目的とし、潜在意識を使います。
それは、こんな行動として現れるかもしれません。
「怖いと思っていたことに挑戦してみた」
行動しないとイメージはつかめません、イメージを掴んでから習慣化を考えれば良いのです。
習慣化することの意味
ブルース・リーがこんな言葉を残して、習慣化のメリットを伝えてくれています。
私は1万種類のキックを1回ずつ練習した人を恐れない。
だが、1つのキックを1万回練習した人を恐れる。ブルース・リー
いろいろなキックを試し、一つのキックに絞ること、そして、それを強く掘り下げていく、そうすることで、負けないキックが生まれる。
転じて、顕在意識で多くのものを試し、一つに絞り、うまくできることをイメージし、行動に落とし、やり続けること。それが、潜在意識へ浸透し、自分を無意識にコントロールできるようになり、習慣化のメリットが最大化することになります。
まとめ
〇〇を習慣化していると主張する人は、本当の意味で習慣化はされていません。それは、自分の中で当たり前になっている状態ではないからです。
歯磨きを習慣化している
という主張は「それ当たり前でしょ」と返答が返ってくると思います。当たり前であるがゆえに、そんなことは本人は言いません、だって当たり前すぎて人に言うことでもないから。
習慣化は、当たり前になった時に、本当の意味で習慣化されたと言えるでしょう。
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著者情報
Oji
イギリスの公立の芸術大学、Surrey Institute of Art & Design(現University for the Creative Arts）にて学士(Bachelor of Arts(BA)を取得。
マーケティングとデザインを行う傍ら、イメージサプリを開発。SNSサイトで合計50,000人以上のフォロー達成(現在も増え続けて計測不能）。つぶやくだけで10万人以上の意識に届くことを実感。イメージングの力で人を引き寄せる方法、インターネットの使い方をゆるく解説中。未来を明るくする気づきを与えている人を応援しています。
