何かの行動を習慣化することは、常に難しい問題です。カウンセラーは、時として、やりたいのにできないと悩むお客様のをサポートすることに頭を悩ませる時があると思います。
このページでは、カウンセリングにおいて、お客様のある一定の行動を習慣化し、目標を達成したいただくためのヒントを記載させていただきました。
目次
習慣化の大切さ
1日でできることなど、ほとんどありません。1日でできたとしても、それは日々の積み重ねが実を結んだ日であるだけです。目標を達成できるように、毎日の行動をコントロールしていく必要があります。
行動をコントロールし、習慣化するには、どうしたらよいのでしょうか?下記のヒントを掲載させていただきます。
鍵その1:楽しいことしか続かない。
苦しいことやつらいことは続きません。それは、どんなに意思が強い人だったとしても同じことです。他人から見ると、そんな苦しいことを続けられるなんてすごい!と思われている人でも、本人にとっては、そんなに苦しいとは思っていない。そういう状態が理想です。何をしている時が楽しいか?に重点を置くことが、継続する鍵になります。
鍵その2:小さなことから始める
目標を立てて毎日それに向かって何かをやる。そういうのが理想と感じている人は、およそ完璧主義者です。完璧主義の人は、小さな失敗があると、自己嫌悪に陥りやめてしまう傾向にあります。
大きな理想を掲げるのも良いですが、できれば小さなことにフォーカスしましょう。例えばダイエットで5キロ痩せるぞ!ではなく、毎日1回腹筋をしようなどです。0から1にすることを習慣化することで、1をさらに増やすことは、0を1にするより断然楽になります。
鍵その3:やってみること
モチベーションが上がらないから行動できないのではなく、行動しないからモチベーションが上がりません。モチベーションは行動から生まれます。そして、行動してみて初めて、自分に合っているか?がわかります。
行動せずに計画や目標を立てることは難しいと言わざる終えません。目標や計画だけを立てて、やった気になって行動が伴っていないという事態になりかねません。目標とできるかできないか?計画を立てるに値するかしないか?を見つけるために、まずはやってみることが大切です。
鍵その4:行動を0にしない
毎日やると決めても、できない日というのは存在します。毎日走ることを目標にして、台風や嵐がきている時まで走るのは危険ですね。そういう例外がある時は、何か別のことをすることで、何もしない日、つまりは行動が0になってしまった日をなくしましょう。
車と同じで、止まっている状態から走り出すよりも、すでに少し走り出している方が、より加速が早くなります。速度を0にしないことで、継続がしやすくなります。
鍵その5:グループに所属する
一人で孤独に何かをやりつづけることができるなら良いですが、多くの人は壁に当たりやめてしまいます。そんな時は、同じ仲間がいるグループに所属することで、辞めることを防ぐことができます。
仲間から良い影響を受けることで、情熱が再燃し、自分も頑張ろうという気になります。自分を振り立たせるために、グループを利用するのも良い手段と言えます。
鍵その6:記録をつける
ゲームなどで、何かを集める時に、一つだけ空欄になっているものがあると、必死に探そうとした経験はありませんか?それを動機にして、継続する鍵にできます。スケジューラーに習慣の行動をした日に何か印をつける。それが増えていくたびに、自己肯定感が上がります。3ヶ月もすると、空欄が気持ち悪くなります。
鍵その7:好きなものをセットにする
お気に入りのものはありますか?日記をつけるだったら、あなたが好きなペンを持つという行動を日記とセットにすることで、やる気を継続できます。手触りや香りなどをトリガーにすることで、「やらなければいけない」という意識的な思考が必要ではなく、もっと自然に動けるようになります。
走るのであれば、お気に入りのシューズを買ったり、パソコンであれば、お気に入りのマウスやキーボードを揃えたりすることで、継続することが楽になります。
鍵その8:やりたくないことをエネルギーに変える
絶対これだけはやりたくない!と思うことを、行動するエネルギーにすることで、継続しやすくなります。毎日思い出すことはありませんか?幼い頃に、金銭的に困ったことがある人は、お金に困りたくない!という強い思いで、継続し続けついには、お金を獲得してしまいます。
やりたいことのメリットを考えるよりも、やらないことへのデメリットを真剣に考えた時、それがエネルギーに変わります。そのエネルギーを毎日引き出すことができる仕組みを作りましょう。
鍵その9:理想を常に側に置く
あんな風になりたいと思うことは、原動力になります。体を鍛えるであれば、壁に理想の体のモデルを貼るなどが効果的です。何か目標となる人がいるのであれば、あなたのモチベーションを高める部分はどこなのか?を常に見えるところに置くことで、継続画しやすくなるでしょう。
鍵その10:刺激を変える
継続において、常に一定の行動をとり続けるのは、難しい。なぜならば、飽きてしまうからです。人は飽きる生き物です。どんなに思考で制御したところで、つまらないものはつまらないと思ってしまう傾向にあります。そんな時は、適度な刺激を加えましょう。
走るのであれば、ルートを変更したり、日記を書くであれば、手書きではなくパソコンで書いたり、写真やイラストを加えたりするなどです。ちょっとしたスパイスをリズムが壊れない程度に加えることで、継続が楽になるでしょう。
鍵その11:小さな習慣に分ける
目の前に大きな壁があって、それを登れと言われてもなかなかモチベーションを維持するのは難しいです。でも、壁を毎日1歩だけ登れと言われたらできそうな気がしないでもないです。このように小さな習慣にわけることで、習慣化することが楽になります。そして、それがトリガーになって、一回の行動がしやすくなります。
痩せるという大きな目標に対し、毎日ジョギングをするという行動があります。この行動で、ジョギングをするの部分を細分化します。着替える、靴を履く、ストップウォッチをセットする、玄関を出る。などです。着替えるというタスクの中にある「シャツを着る」などに、フォーカスすることで、すべてのステップを円滑に遂行できるようになるでしょう。
鍵その12:何かの行動と抱き合わせにする。
だらけてします時は誰でも起こり得ます。その時に思考を変換しましょう。例として、ジョギングを習慣化しようとなり、ある時、今日はやりたくないと「思った」としましょう。その「思った」時にすることを決めておくのです。
ジョギングしたくないと思ったら、腕立てふせをするなど、習慣を拒絶しようとした時の習慣を設定することで、行動を0にせずに目標へ近づくことができるようになります。
習慣化を助けるカウンセラー
目標を達成したいのに、継続できないというクライアント様に対して、どのようにアプローチをしたらよいか?を考えるのは常に大変な仕事です。
人の思考は習慣で作られています。それは、考え方に影響を与え、行動に現れてきます。習慣を変えることができたら、行動までも変えることができるようになります。
カウンセラーという職業は目に見えない人の心を扱うものなので、常に一定の正解があるものではありません。習慣化するという目標に対して、この内容が少しでも参考となりますように。
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